goodbye NAGOYA...


思い出は振り返るものじゃなく 明日のために積み重ねてゆくもの
決して色褪せる事はないから 今こそ前を向いて…
思い出も現在も全て自分で ただひとつの未来に繋がってくから
だから踏み出そう 新しい明日へ
ここから始まる…












グダッグダ グダッグダ♪


スナスナ:『何か急に詩人になったのかと思いきや、gdgd妖精sのエンディングかよーー』
ビクビク:『でも何かしちゅえーしょん的にしっくりくる曲だね』
ゴロゴロ:『もうブログ主が引っ越し準備に疲れて、文章考える気力もないのがバレバレだね』
ビクビク:『まさにグダグダだねっ♡』
スナスナ:『…………。』
ゴロゴロ:『…………。』
ビクビク:『ああ…アレ?なんでみんな黙っちゃうの?』
スナスナ:『ってゆーか、18年間の一人暮らし生活を締めくくるブログがコレかよーーー』

鳥山先生に励ましのお便りを送った事はないけれど、なんだか逆に鳥山先生に励まされたような、そんな一日。

片付けもひと段落したので、今日は栄の松坂屋美術館に行って来た。

我が心の師匠 鳥山先生の原画展ですよ。

ギリギリ夏休み期間ということである程度混雑するのも覚悟してたけど、それほど混んでおらず、ゆっくり見られたので良かった。
ドラゴンボールのみの作品展だったので正直それほど期待してなかったんだけど、生の原稿をいっぱい見る事ができたので、行ってヨカッタと思う。

大半はマンガ本編の生原稿の展示。巻頭カラーの4色・2色の原稿も生で見る事ができるのはとても貴重なコト。原稿にものすごく近づいて見る事ができたので、インクのノリやベタの塗りなんかが手に取る様に分かるのは感動的だった。
そして何と言っても、印刷されたマンガ本では決して見る事のできない修正の跡なんかも見られるのが実に興味深い。
意外と注目してないヒトが多かったけど、あの『フュージョン回』の複写原稿のクダリとか、じっくり見ると面白い展示原稿のチョイスも良かった。ストーリー中に「コピーばっかりだから、このページの原稿料いらないです」って作者が登場する場面があるけど、“本当にコピーを貼ってあったんだ!” ってのを確認できたのは貴重な体験だったと思う。

小学生なんかもたくさん見に来てたけど、原稿なんかに目もくれず走り回ってたりした。確かに一見すると、ただ抜粋されたマンガのページが壁に並べられているだけなので、お子様たちには少々退屈だったようだ。でも、かつてこのマンガを読んで色々な夢を抱いてた世代にとっては感涙ものの展覧会なのよね。
欲を言うと、あのシーンの原稿も、このシーンの原稿も見たかったって思いもあるけど、長編マンガなんでキリがないよね。印刷後には必要なくなる生原稿が残ってること自体が貴重なわけです。


ドラゴンボールは長く続いた連載だったので、開始当初から晩年まで追って行くと、原稿の質というかタッチの違いなんかが比べられて面白い。今日見て一番驚いたのは、連載初期の原稿がすごくキレイに・丁寧に描かれていたコト。第一話の原稿が、巻頭カラー〜中カラーまですべて展示されていて感動的だったんだけど、細かいところまでキチンと作画されているのにすごく感心を持った。印刷された単行本では伝わらない、生原画ならではの迫力もあったのかもしれないけど、“プロの原稿ってここまでキレイに描かなきゃいけないんだ” って、改めて思い知らされた。遠い昔、鳥山明に憧れて漫画家を目指し、見よう見まねで原稿を描いていた時期もあったけど、あの頃にこの生原稿を見てたらスッパリと夢を諦めてたろうなぁ…。

過去にも同じような原画展があって見に行ったけど、今日の方が感銘を受ける部分が多かったのは何故だろう?

地元へ戻り、またクリエイティブな仕事に就くことになりそうだけど、長期休みで気が抜けたボクに対して、“プロの仕事ってのはこうだぞ!”って師匠に戒められた気がしました。

ありがとう鳥山先生、オラ、長野県でも頑張るダ〜。

終点の旅 Final 〜北部市場編〜

今週末引っ越しになるので、以前勤めていた会社にご挨拶をして来た。

その帰りにフトした思い付きで、終点の旅へ出かけてみた。

北区の『黒川』から『北部市場』へと向かう市バスの小旅行。(まぁ正味20分程度だけど)

『黒川』は毎日通勤で使っていたバス停なので、ちょっと懐かしい気分。毎朝家から黒川までバスで来て、ちょうど降りる時間帯に、向かいの停留所から『北部市場』行きのバスが出発するのが見えていた。本当に仕事が忙しい時期なんかは、バスを降りても会社までの足取りが重く、「この北部市場行きとやらのバスに乗って、どこか遠くに逃げてしまいたい…」と思っていたものだ。
そんな辛かった頃を思い出しながら、あの時乗りたくて(逃げたくて)しかたなかったバスに乗ってみようかなと思ったわけでスナ。

ほんの20分ほどで、終点『北部市場』に到着。割とあっという間に着いちゃった。
あの頃、会社に行きたくないと言ってこのバスに乗ったとしても、実はそんなに遠くへ逃げられなかったんだね…。
現実なんて、そんなものなのサ(遠い目)…。
ちなみに、ボクはずっと『北部いちば』と読んでいたけれど、本当は『北部しじょう』が正解でした。(どっちでもいいな…)

午後だったので、いわゆる市場的な活気はなかったけど、地図で見てもかなり大きな市場のようだ。『中央卸売市場』とも書いてあったけど、名前だけは聞いた事あるな〜。終点のバス停自体が「市場関係者以外立ち入り禁止」の区域内にあるくらいなので、物見遊山で一般人がプラッと来るような場所ではないようだ。


さて、ここから家の近くまで歩いて行くのが “終点の旅” の本番だ。
とりあえずゴール地点は庄内緑地公園と定めた。できれば途中で、ショッピングモールの『mozo ワンダーシティ』を中継したい。一度行ってみたかったので。詳しい場所知らないケド…。
今回はいつものように走破ルートを計画していないので、いつも以上に難易度が高いのだ。庄内川と平行する方角だけを頼りにゴールを目指すという、かなり無謀なプランだ。

市場の裏手から、小さな川に沿って住宅街を進む。

アンテナいっぱい。何だろう?このアパート。

すごいお顔の狛犬さまが居る神社を通過。

2006年に行った終点の旅で通りかかった場所へ出た。楠インターの近くだ。
その時は何も無い原っぱだったけど、今は『洗堰緑地』という公園に整備されている。

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けっこう草ボーボーで公園っぽくなかったけど、時の移り変わりを感じちゃったな〜。


ここから川沿いに行くと前回と同じコースになってオモシロくないので、街中を進むことにした。
しかし昨日と打って変わって今日は暑かった。ハッキリ言って、当て所無く街中を歩き回ってる場合じゃない。
早く帰りたいけど、正しい道を通ってるのか分からない。疲労と不安が入り交じりながら、今回もまた迷子を楽む余裕はなかった。

さすがにちょっとフラフラしてきて、どこでギブアップしょうかと考えるばかり。フイに頭の中に『サライ』が流れ始め、先日の24時間ランナー “大島” の気持ちがちょっとだけ分かった気がした。


あまり方角に自信はなかったけれど、なんとか庄内大橋へ辿り着くことができた。

『mozo ワンダーシティ』は微妙に方角を外したようなので諦めた。もう疲労がピークだったので立ち寄っても買い物する気力もなかったけどね。


公園の近くでは、前にTVの『何コレ珍百景』で紹介されたお店を見つけた。
店の名前が『タスケテー つぶれそう〜』ってだけの、カラオケ喫茶だけどね。

ランプが付いてたから、まだつぶれてないみたい。



とりあえずゴーーーーーール!
行き当たりばったりだったけど、何とか目的地の『庄内緑地公園』に辿り着けました。

西区に越して来てからは何度か通ったけど、これで暫くはお別れということになりそうでスナ。
早朝に散歩に来た時、池のほとりで謎の小動物を見つけたのが思い出深い。
親に聞いたところ、どうやらあれはヌートリアという巨大ネズミの一種らしい。
その昔、毛皮を取るために日本に持ち込まれた動物らしいね。結局捨てられて、公園に住み着いているのでしょうか。
こんな話をすると、ナチュラリスト鉄崎さんが怒り出しそうだけど…。
またいつか、あの “ヌーちゃん” にも会いたいなぁ。

夏も終わりかけで、ひまわりもグッタリ。ツクツクボーシもたくさん鳴いておりました。

働き始めた頃から年に一度くらいのペースで続けて来た “終点の旅” も、コレにてひとまず終了。
根っからの田舎者ンにとっては、都会の街中を歩き回るというのは、ただソレだけでもオモロいものでした。
来週から暮らす地元の町は半日もあれば一周できてしまいそうな小さな町なので、知らない路地を求めてあちこち歩き回るという楽しみはない。

また、都会の路地が恋しくなったらどこかの街に出て、見知らぬ終点の地を目指して旅に出ようかなぁ…。

市内巡礼の旅 〜懐かしきあの街へ〜

今日は今池の銀行に行ってきた。
今池には行く度に街の様子をブログに書いたりしてたけど、銀行の手続きも終了したし、もうこの先あの街に立ち寄る事は無いかもしれない。

ふと、そんなコトを考えたりしたもので、ついでに以前住んでいた街『新栄』周辺にも立ち寄っていくことにした。
青春時代を過ごした懐かしきあの街を見納める巡礼の旅…。

懐かしきと言っても、2年前まで住んでたんだけどね。
まぁ、名古屋に出てきて以来15年も住んでた街なので、たった2年と言えど離れてみると、懐かしく思えてきたりするわけです。

当たり前だけど、2年しか経ってないので、街の様子はそんなに変わってない。
それでも、よく通った道や見知ったお店なんかを見つけると、懐かしい気分になる。
当時のアパートから歩いて1分くらいのところにあるファミリーマートも健在だった。
学生時代からコンビニに頼りっぱなしの生活だったから、ココにはもう何回通ったか分からない。市内では恐らく一番お世話になったコンビニだし、記念にジュースくらい買って帰えろうと思って寄ってみたけど、店内のレイアウトはガラッと変わってて、懐かし気分は一気に吹き飛んだ。おまけに『店長』というプレートを付けた若い兄ちゃんが凄いトロくて、ちょっとイラッとした。まぁ、現実なんてこんなもんだよね…。
そういえば、このコンビニには長い事勤めてた女の子が一人いたけど、まだココでガンバってるんだろうか…。
テキパキ仕事してたあの娘が店長やればいいのに。


同じ通り沿いにあった『コスプレショップ』は残念ながら無くなって、鍼灸院になっちゃってた。地味な新栄の街中では、かなり “浮いた” お店だったなぁ。ショウ・ウィンドウには季節ごとに色んな衣装が飾られて、通るのがちょっと楽しみだったんだけどね。
向こうには新栄のランドマーク(?)雲竜フレックスビルが見える。昔は、週末の深夜になるとこのビルにタレントの『ホンジャマカ』がやって来て、地方番組の生放送をやっていた。学生時代には、「今、ホンジャマカがそこに来てやってんだよな〜」なんて思いながらTVを見てたわ。
数年前このビルの最上階付近にある焼き肉屋に行く機会があったけど、夜景が超絶スゴイのでオススメです。


近所の風俗店ビルも健在だった。15年も居たけど一度も入る機会はなかった。夜になると、これまた地味な街にはそぐわないネオンが眩しく光る一角だった。深夜まで仕事をして帰った時にここの灯りが消えてるのを見ると、無性に寂しかった記憶がある。



あああ、お懐かしゅう。学生時代から、つい2年前まで暮らし続けた、思い出のアパートです。
建物の真ん中へんの、ベランダにタオルケットみたいのがかかってる部屋がボクが住んでたところでスナ。
今はどんなヒトが住んでるんでしょうか。「何か変なヤツが写メでコッチ撮ってる…」なんて、部屋の奥から見てたかもしれないね。

向かいのマンションは、ワケの分からないガイジンがいっぱい住んでて大変だったな〜。何語だか分からん言葉で夜中にギャーギャー騒いだりして、ホントに迷惑だったから。

写真の左隅に写ってるもの見えるかな?
実は今日も行ってみるとパトカーと救急車が停まってて、「相変わらずトラブってんのか?」って呆れたですよ。
よくこんな所に15年も住んでたと思うよ…。


そのお隣にあるラテンアメリカ料理の店も健在だった。目の前にありながら、15年の間一度も入った事なかったけどね。
以前ここで飼ってた犬が、これまた夜中にギャンギャン騒ぎやがって、「毒でも盛ったろうか」って本気で考えたコトもあったなぁ〜。


国道沿いのラーメン屋『藤一番』も健在だった。ここもボクが住み始めた頃からあるんで、長い歴史があるよね。
田舎から出てきて初めて外食したのが、ここのラーメン屋じゃなかったかな〜? 学生の頃は「都会には、なんて旨ぇもんがあるんだ〜〜」なんて感動したのを覚えてるけど、それから何年かしてラーメンブームが来ると「なんだ、チェーン店の味だったのか…」って冷めた気分になったのも覚えてる。
いや、『藤一番』も美味しいよ? …たまに食べると。
ということで、せっかくなので懐かしのお店でお昼ご飯頂いて来ましたよ。
そう、あの時の感動がよみがえる、思い出の味噌ラーメン……じゃなくて新登場のカレーラーメン食っちゃったけど。
まぁ、ラーメンは美味しかったけど、ここでも店員がちょっとトロくてイラッときたなぁ…。

何だろう…。あまりイイ気分でボクを見送ってくれないんだね、この街は。



さて、名古屋暮らしも、あと一週間。
他にも思い出深いあの街、あの店に巡礼しに行こうかなぁ。

さようなら…そして、ありがとう。君のコトは一生…いや、来月くらいまでは忘れないよ…。

一週間帰省していたけど、避暑地として知られる我が地元も、今年はやけに暑かった気がする。

そして我が家にも、そんな猛暑の犠牲になってしまったモノが…。

び…びわの木よぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

一週間水やれないコトは分かってたんで、こうなる覚悟もしてたけどね。

↑お盆前はこんなにたくましく葉を広げていたので、なんとか耐えてくれないかなと期待してたけどダメだったみたい…。
ダメ元で水をやって1日様子を見たけど、やっぱり元気になる様子はないね。

まぁ、大きくなり過ぎたので引っ越しの時に処分するコトも考えていたから、ちょうど良かったのかもしれないけど、こんなにも無惨な姿を見せられると、何だか申し訳ない気持ちになっちゃうな。

ゴメンよ、びわ…。

2年間プチ・ガーデニングを楽しませてくれてありがとう。


ちなみに、今年発芽した『柑橘系の苗』は意外にも枯れずに生き残った。

せっかくだから、コイツだけでも地元に持ち帰ろうかなぁ。

くまモンバーガーのお昼ごはん

『オジさん、今日もボクを食べるんだね?』

『え? “くまモン” なのは外側だけじゃねぇかって?』

『分かってないな〜。特別に熊本の柔らかいお肉使ってるんだよ〜?』

『ね?おいしかったでしょ? ねぇ、ねぇ? 他のバーガーとはひと味違…』

ギャーーーーーーーース!