映画『鈴木先生』観てきた

ちょっと前にやってたドラマ鈴木先生が映画になったって事で観てきた。
再放送を録画したやつを飽きるほど見返すくらいハマったボクとしては見過ごせませんでした。

アニメ意外の映画を劇場に観に行くなんてものすごい久しぶりだ。
しかも邦画なんて記憶にないくらい。

名駅でやってなかったので、あおなみ線に乗って、わざわざTOHOシネマズまで行ってきた。
(いや、貨物列車とかいっぱい見れるから、実はあおなみ線乗るのは嫌いじゃないってのはナイショなんだけどさ。)

しかも公開初日に勇んで観に行くなんて、まるで熱狂的なファンみたいだけど、今日くらいしか都合つきそうになかったからなんだから。カン違いしないでよねっ。


まぁ、わざわざ遠出してまで観に行くんから熱狂的なファンか…。


◯軽く感想(ネタバレしまっせ)

このドラマ、元々TV版としては何と言うか画質がひと味違ってて、映画っぽいきれいな絵面がお気に入りだったんだけど、果たしてそれが本当に映画になった時にどう見えるのか懐疑的だった。
よくあるTV版から映画へのスケールアップ感が期待できないんじゃないかという懸念ね。

冒頭からやはりTVドラマの続きであることを意識した演出が続き、オープニングもTVとほぼ同じだったので、これは心配してたことになりそうだな〜って不安な始まりだった。

「これならTVでスペシャル版としてやればいいじゃん」
「映画にする意味ないじゃん」
って言われるよな作品であって欲しくないっていう思いが強かったわけ。
熱狂的ファンとしては。

まぁ序盤ちょっとタルいかな〜って展開でしたけども、中盤以降の出水の演説シーンや“事件”が発生するクライマックスあたりになれば、すっかりスクリーンに釘付けとなり不安は払拭されてました。
アクション映画さながらに、学校がテロリストに占拠されるとか、校舎がド派手に爆発したりするわけじゃないけれど、映画だからこそ扱えるような重いテーマ・演出によってTVドラマ版よりも昇華した作品になっていて良かったと思います。
特に人質シーンで2-Aの連中が怯える芝居が旨すぎて、小心者のワタクシは本気でハラハラしてしまいました。
犯人役の人(NHKの朝ドラ出てる人だよね?名前知らないけど)も狂人っぷりを熱演してたけど、それ以外のところの芝居で“恐怖”を演出する方法もあるのかと、大変勉強になりました。


しいて言うなら、小川が屋上を飛び移るクダリ(まぁ一番の見せ場ですが)は、ちょっとやり過ぎに見えたけどね。
どうしてもあっちへ飛ばなきゃいけない必要性も薄い気がしたし、飛ぶ距離的にもちょっとリアリティにかける気がして。
まぁ飛んで来てくれなきゃ鈴木先生、涙目ですがね。
“信じる心は人に力と勇気をあたえるんだぜ”ってことを犯人に見せつけるシーンですから、ちょっとはやり過ぎないと映画になんないわけだけど。


とにかく映像全般的には、ドラマ版同様画面の作り方が本当に巧妙で今回も感心させられっぱなしでした。


“すべての人に、今を生きる権利と世界を変える力が備わっているんだよ”っていう鈴木先生の熱いメッセージが伝わってくるイイ作品だったと思います。
オススメです!!


しかし、初日なのにヒト入ってなかったな〜。
TV版好きだった人にはぜひ観て欲しいけど、興行的にはコケちゃうかもね。

さぁ〜次回のサイの目行ってみましょう〜。 Let'sサイコロタイム!

チンチロリ〜ン(やってないけど)

はい、出ました!ベルセルク第3部!
原作漫画読んでるので結末知ってますし、前に観た劇場予告でめぼしいシーンはあらかた見せられましたが、それでも次回はコレを観たいと思います。

たぶんハスリングはしません!お楽しみに!