おや?今日はなんだか “山ブログ風”
太ももとふくらはぎがパンパンで一日中動けんかったとです。
昨日お仕事で登山をしてきたからなんですな。
なかなか無いでしょ? 出張で “登山” とか。
一日中パソコンをカチャカチャやっている日常から一転、朝5時に飛び起きて大自然の中へ。
今更ながら、なんとも慌ただしい職に就いたものです。
たまには健康的に仕事をするのもイイことなんだけど、いきなり登山ってキツイでしょう?
運動不足の解消になってイイワネ〜なんてナマ易しいもんじゃないわけ。
まぁ、覚悟してた通りシンドイ一日でしたけど、お仕事も予定通りこなせて命も捨てずに無事に帰ってこれただけ良かったってもんです。
途中ホントに恐ろしい絶壁があって、ボクの平坦な日常ではなかなかお目にかからない『死への恐怖』を体験することができました。
今回の出張でよく分かったことは、雄大で美しい山を歩いて登るのも感動的で楽しいという事と、高所恐怖症の人間は登山してはいけないという大事な2点でした。
いかん、いかん。
ボクはいちクリエイターとして、登山の楽しみを広めていかなきゃいけない立場の人間だったのだ。
さぁ、皆も感動と恐怖が待つ憧れの山に登ろう!
…コレでいいかな?
では、まじめに、今回行ってきた『木曽駒ヶ岳』を少し紹介しておこう。
信州ではとてもメジャーな山ですな。
中央アルプスってやつです。
ワタクシの故郷にもほど近く、中学生の頃に “ちょっとハードな遠足” 的な勢いで登らされたツライ思い出があります。
大人の皆さんは麓までは電車やクルマで行って、山の中腹まではバスで登ることができます。
だいたい30分くらい乗るわけですが、このバスがいきなりスゴイ。
クルマ一台やっと通れるくらいの、細いつづら折りの山道を、もの凄い勢いでグイグイ登っていくんです。
まぁ、ヘタクソな文章でいくら書いても伝わらないでしょうけど、カメラに収めようとするとこんな感じになります。↓
伝わるかなぁ…あの横Gが。
機会があれば、小さい画角だけど動画もあるのでアップしたいと思います。
で、30分たっぷり山道コースターを楽しんだあとは、ロープウェイで一気に山頂付近の『千畳敷カール』という名所まで登ることができます。
ほんの10分くらいでしょうか、あっという間に標高2,612mの世界へ。
名所というだけあって、緑がとても美しい大パノラマ。
数々の高山植物も咲き乱れ、おば様・おじ様方が挙って訪れるのもよくわかる。
こんな絶景ポイントに気軽にアクセスできるとあって、繁忙期には数時間待ちの行列もできるそうな。
今回は平日で天気もあまり良くなかったせいか、それほど混んでいなかった様子。
前日は雨降りだったということで、かなりガス(霧)が多く、晴れてたかと思うとあっという間に真っ白になったりの繰り返し。
そして、奥にチラ見していた、ホントにここ登るンすか〜って急斜面をやっぱり登ることに…。
ヒイヒイ登り続けて振り返ってみれば、眼下にはさっきまで居たロープウェイの駅があんなに小さく。
非常に幻想的できれいな風景でしたが、高所恐怖症の人は決して振り返ってはいけない場所でもあります。
なんとか登りきると、山小屋も点在する頂上付近『乗越浄土』へ到着。
苦労して登るので、やっぱり達成感はありますな。
ガスがなければもっとすごいパノラマだったんでしょう。
ちょっと残念ですが、それでもかなり現実離れした美しい世界。
そこからまたひと峰、ふた峰越えて、何とか山頂に到着。
標高2,965mのイタダキへ。
母ちゃん、オレやったよ!
↑残念ながら、山頂からの景色もガスガスの雲の上でしたが、“山頂で食べるご飯はウマい”ってのは本当でしたよ。
これも今回習得した大事な経験。
頂でいただきます!っつってね。
……。
……あ〜、こういうところでオッサンになったなって実感できるのね〜。
このあと、帰りに通った “通称・難所ルート” で、地獄の恐怖体験を心に刻むことに。
まぁ、これもイイ経験でしたよ〜。
一般的には “トラウマ” なんて言ったりもしますがね〜。ははは〜。
登山は下りの方が大変なんてこともよく耳にしますが、これも本当でした。
足への負担がハンパじゃないっす。
翌日足がパンパンになって動けなくなるのは、標高3,000m近くから無理矢理下りてくるからなんですな。
まぁ、極度の運動不足のワタクシでも、何とか頂上まで行って来れたので、手軽に行ける高所登山と言えるかもしれません。
興味のある方は、ぜひ信州の大自然へ!
(ステマじゃないよ、へへへ)
http://www.chuo-alps.com/index.html
中央アルプスが全力で売り出し中の “ヤマ萌キャラ”『葉山渓香』ちゃんにも会えるゾ!