漢字二文字で呼ばないで

仕事に追われる日々に別れを告げ、いよいよ人生初のプータロー期間へと突入した。
休み放題になったからといって、気を緩めてはいけないと気を引き締めるつもりだったが、現状ではそれほどお気楽モードになっていないので、その必要もないようだ。
今朝に至っては、なぜか頭の中で坂本真綾の『モアザンワーズヘビーローテーションされており、なんとも言えない夢見を味わった。

「自由ぅ〜って、せつなくないでぇ〜すか?ひとりにな〜ったんだね〜♪」
「自由ぅ〜って、せつなくないでぇ〜すか?どこまでもぉ〜♪」

…朝から切ないわ、ホントに。


人生設計に無頓着なボクでも、やはり自ら職を捨ててやり直すというには、年齢的にも厳しい立場であるというのを無意識に自覚しているのでしょうか。…夢の中までも。

自らを「プータロー」「ニート」などと呼称するのもそんな意識からの一種の逃げであって、本来の自分の立場を言い表した呼び名ではない。
それは社会的にただ一言こう呼ばれるものだった…。

…無職と。

この二文字の漢字がこれほどパンチのある言葉だというのは、実際なってみないと分からないものだ。


蓄えだってあるし、別にホームレスになったわけじゃないけれど、やっぱり働いてないとなんとなく社会からハジキ出されたような感覚に陥るのかな〜なんて感じている今日この頃。
小心者のボクだからこそ、暫くはプータロー・ブルーを引きずりそうだ。

今のところ、やりたかったコトや買いたいモノ、やらなくちゃいけないコトなど沢山あるので、1日1日を大切に生きて行こうと思っている。


なんでこんなマジメな日記になっちゃった?

「自由ぅ〜って、せつなくないでぇ〜すか?大人になぁ〜ったんだね〜♪」
まぁボクもようやく大人の階段を登り始めたってコトかなぁ〜(しみじみ…)

…もうすぐ三十八だけど。


あぁそうだ、これ日記なんだから、今日やったことをちゃんと書いておかないと。
「今日は、朝から晩までブログデザインのリニューアル作業をやりました」っと。