終点の旅 2013 〜徳重編 Part.1〜

久しぶりに『終点の旅』をやってきた。

地下鉄やバスに乗って終点まで行き、その周辺を写真など撮りながらウロウロするという、旅というかまぁ気合いの入った散歩なんだけど。移動手段が “徒歩” しかない自分が最も遠くへ行ける場所、それが公共交通機関 “終点の地” というわけですな。
10年くらい前に、初めてデジカメを手にしたのをきっかけに始まった自分行事でして。当時はデジカメが一般に浸透し始めてモノ珍しい頃だったので、仕事の関係で上司から借りたカメラにテンションが上がってしまって…。思わずカメラを持って外に飛び出し、写真を撮りながら路地を歩いたのがもの凄く楽しかったんですわ。それ以来、年に1、2回は目的地を決めて “プチ旅” をするのが楽しみのひとつとなっていたわけです。
ここ数年は忙しかったせいもあってサボっていたけど、おにゅ〜のカメラも買ったこどだし、久々に流浪の旅に出かけてみた。ついでにブログにレポートなんか載せちゃったりしたら、ただの散歩も意味のあるものになるかな〜なんて思った次第。

今回選んだ終点の地は、地下鉄桜通線の終点『徳重』。
かつての終点『野並』から、まさかの終点延長というのが興味深く、数年前から気になっていた場所ではあった。
終点の地とはどのようなところか、というのがこの “プチ旅” のモチベーションであるので。

毎回地図を見て大まかなルートを決めるけど、今回は「徳重」から「戸笠公園」あたりを経由し「天白公園」を目的地として、帰りの駅「鶴舞線植田駅」まで踏破するという計画。

地図を見てどんな所か想像しながらルートを決めるのがまた楽しいわけね。まぁ今やグーグルさんのおかげで、家に居ながらにしてストリートの様子まで手に取るように分かってしまう時代なになっちゃったんだけどサ。
一応当日は地図を持参しないという “自分ルール” があるので、実際に思い描いたルートを辿るのはなかなか難しい。しかも大通りよりも裏手に入った細い路地を散策するのが好きなので、余計に道を間違えやすいんだ。だけど、そうして半分迷子になりながら目的地を目指すスリルを味わうのも、この旅の醍醐味なのであります。


*今回は一体どんな旅になったのか、早速レポート開始!


まずは桜通線で終点「徳重」まで。


丸の内から乗ったけどまぁまぁ時間かかった。さすが終点というだけのことはある。(何がだ)
線路の先には広そうな車庫が見える。ちなみに駅構内で PEN Liteを構える勇気がなかったのでケータイにて。

さぁ着いたぞ!ここが徳重かぁ…。



……まぁ、普通。

地図で見た通り、裏手にはちょっとした池がある。


鳥なのかカエルなのか、茂みの奥から聞こえる妙な鳴き声が気になった。

この池の先からしばらく道なりに行けば、ココと同じくらいの池がある「戸笠公園」なる場所に辿り着くはず。
そう、この時はまだのんきにタンポポなんか撮る余裕もあったんだよな〜。

今日は歩き疲れたので、続きはまた明日。