風の吹くまま、気の向くまま、何を観るかは教習所のスケジュール次第…。 映画素人の看板しょって、電車で行きますTOHOシネマ。そう、やつの名は、シネマ・ハスナ〜。

今日は運転1時間だけだったので、午後から久しぶりに映画館へ行ってきた。

平日の空いてる映画館に行けるなんてとても理想的なんだけど、プー太郎になった今となっては、劇場で映画を観るというのはあまりにも贅沢な娯楽となってしまった。
まぁ元々映画館には行かない方だったけど、今年の夏は宮さんの新作やら大友さんの新作やら、大注目のジャパニメーション作品が目白押しなので困ってしまう。

攻殻機動隊の劇場用新作』というのもあると聞いたので、「今年の夏は忙しくなるぜ」って思ってたんだけど、本屋で『ホビージャパン』を立ち読みしてたら、新作に出てくる思考戦車『ロジコマ』の模型が載っていて、「現在劇場公開中の…」っていう見出しを見かけたもので、「もうやってんのかよ!」って思って慌てて観に行ってきたというわけ。

それで、せっかく遠くの映画館まで行くので、ちょっと前に公開されて話題になった『オヴリビオン』も、ついでに観てきちゃった。劇場で映画を2本ハシゴするなんて初めてのコト。時間があるからといって、こんな豪遊しちゃってイイんでしょうか。稼ぎナシのくせに。
しかも、『オヴリビオン』は午後3時半からの回だったんだけど、客はボクを含めて2人しかおらず、ほぼ貸し切り状態。ど真ん中の席でスクリーンを独り占めする感覚で観るのも、より一層贅沢な体験だったと言えまスナ。


まぁ、映画の細かい感想は書きませんがね。(ハスニングしねぇのか!)
特に『オヴリビオン』に関しては “ネタバレ厳禁” タイプの映画ですし。
個人的に洋画を字幕で観るのは嫌いなので、劇場で洋画を観るなんてホントに久しぶりだったけど、やっぱり吹き替えの方がいいな〜と感じた。思ったよりストーリーが入り組んでたので、ちょっと情報を追いきれなかった感がある。
あと、字幕デカすぎないかい? 画にかぶりすぎでしょう。…一般的にあんなもんなのかな?
あと、TOHOシネマはデカすぎないかい?…ドーーーンとかバーーーンとかビックリするからやめてほしいんだけど…一般的にあんなもんなのかな?


攻殻機動隊』は、まぁいつもの感じだった。テレビ版の続きとかだったらわざわざ劇場に行かなかったかもしれないけど、今回は「公安9課 “結成前”」のお話ってことだったんで、非常に興味があったわけ。話もそんなに難しくなり過ぎなかったし、期待を裏切らない面白さだったと思う。欲を言うと新登場の戦車『ロジコマ』くん(時系列的にはタチコマより旧型だけど)がもっと活躍するところ、つまりは戦車戦を観たかったトコロですが、実はこのシリーズあと3話作るらしいので、次回以降に期待しましよう…。

ハメられたかな…I.G.に……。

1,200円で観れて、おまけにマンガも付いてくる〜、わ〜い。

…って、やっぱりコレ騙されてる?


あと今回はスタッフやキャストが一新されてて驚いた。脚本や監督はともかく、今までのシリーズで統一してきた声優陣を総入れ替えしたのは、ファンの間で物議を醸し出しそうだ。『草薙素子』は義体(サイボーグの体)を取っ替えたりするから声が変わっても納得できないことはないけど、『トグサ』や『バトー』は山ちゃん、大塚さんじゃないとダメでしょうって言う人は沢山いると思うなぁ。これもまた大人の事情ってヤツですか?
ちなみに『素子』の声、坂本真綾に似てるな〜誰だろう…と思ってたら、ホントに坂本真綾だったのね。オーディションで決めたのかプロダクションのご指名なのか知らないけど、デカイ役引き当てて良かったねっ。コアなファンからは色々言われるかもしれないけど、ガンバってほしいでスナ。

第2話は11月末公開ってことだけど、109シネマでもやらないような規模の映画を、ウチの田舎の方でも観れるのか心配だ。



あとねぇ、例の『風たちぬ』の予告編も観ちゃった。
個人的には宮さんの映画は前情報一切ナシで臨みたかったんだけど、不意を突かれましたわ。
第一声がの監督の声だったので、日本中のアニメファンを震撼させたあのニュースは “エイプリルフール的な悪い冗談” ではなかったことが証明されましたな。
内容的にも過去の『○○大震災』や『××戦争』を題材にしているようですし、今回の新作は色々と物議を醸し出しそうな予感…。
まぁ、ナンダカんだでメチャクチャ楽しみなんですがね!

ところで『かぐや姫』はどうなったの…?
予告編では何も触れられてなかったケド…。