もう免許なんて取らないなんて〜、言わないよ絶ぇ対ぃ〜〜〜♪(たぶん)

今日は高速教習だった。
真っ黄色のプリウスに乗って、『三好インター』までのプチ遠出。午前中の3時限をフルに使う特別教習は、2段階のメインイベント的に見えたので緊張するかとも思ったが、実は昨日の『自主経路教習』でやらかした大ミスの事が頭を離れず、逆に今日の高速教習はかしこまらずに出来た気がする。実際今日は危なげなところもなく、生きて高速道路から帰って来れたので良かった。

昨日の大ミスというのは、3車線道路を走行中にすぐ前方の車がレストランか何かに入ろうとして止まった時、とっさにハンドルを切って避けようとしてしまったのだ。ウインカーも出さずに突然車線変更しようとしたので、慌てて指導員に止められて事無きを得たが、“事故っていてもおかしくなかった!” とスゴイ剣幕で怒られた。すぐに右を確認すると、ミラーいっぱいに後ろの車が写っているのを見て事の重大さを知り、全身の血の気が引いて行くのを感じた。
あと少し後ろの車がスピードを出していたら…、もし隣の車線にもう一台クルマがいたら…、ほんの少しの運命の巡り合わせで、ボクの人生を大きく左右する一大事がおこっていた可能性があるのだ。今日は大丈夫だった、でも明日は分からない…まさに教科書に書いてある通りの教訓を、身をもって体験することになったわけね。
『もう免許なんて取らない方がいいかもしれない…』とか、色々ネガティブな思考がアタマを巡ったけれど、最終的には昨日指導員の先生が言ってくれたように「教習中にアレを体験できたのは逆に良かったかもしれない」…と戒めることで気持ちを整理することができたのだ。

そんなコトがあったので、昨日から食欲が無くなるほどナーバスになっており、今日の高速教習では是が非でも安全運転をしようと心に誓っていたんである。
また、良いのか悪いのか今日の担当指導員は昨日と同じ人で、ボク自身は若干体裁の悪い感じだったけど、先生自体は特に昨日の事には触れず、以前と同じく気さくな感じで指導をしてくれた。まぁ生徒も多いので、細かい事はいちいち覚えてないのかもしれないケド。
ちなみにこの先生は縁があるのか、これまでの教習で唯一3回も担当してもらっている。顔は芸能人で言うと『インパルスの板倉』をちょっと男前にした感じのお兄さんで、ボクの知る限り一番 “世間話” をしてくる先生だ。気さくに話しかけてくれるのは楽しく運転できてイイのだが、今日の高速教習でも3時間トークに夢中だったので、今日はミスった時ブレーキ踏んでくれるんだろうかって不安になるくらいだったけどね。
まぁ、同乗した教習生も大学一年生の女の子だったし、昨日見た地獄とは打って変わって、今日は楽しいドライヴ♪だったと言ってもイイだろう。

途中の『守山パーキングエリア』で休憩中の風景。向こうに停まってた工事用作業車と同じ色だったww
教習のキマリということで、30分も休憩することになった。ロクに休むところもないような小さなパーキングエリアだったのでかなり持て余したけど、同乗の女の子と多少おしゃべりしたりとかね…。今や女子大生とオハナシする機会なんて皆無なので、これも貴重な体験になったということにしておきましょう。

しかし、あのクルマに乗り時速80〜90km/hで高速道路を自ら運転して来たなんて、ひと月前には考えられなかったコトだな〜と感慨に浸ってみたり…。
昨日の失敗を深く胸に刻み、とりあえず免許を取るところまではガンバろうと思う。