夢にまで見たホットケーキ

何だか妙な夢を見て目が覚めた。
弟氏と母親とボク、家族三人で『ホットケーキ』を焼いているというもの。料理作ってる夢はたまーーーに見るけど、味や作り方なんかもはっきり覚えてることがあって、過去に一度だけ “肉じゃが的なモノ” を、夢に見た通りに作ってみたこともあった。
何で『ホットケーキ』なのか…。だいぶ前にマンガよつばと!で、よつばちゃんがホットケーキ作りに奮闘する話を読んで、自分でも作ってみたくなったのは覚えてるけど、それを引きずってたんでしょうか。

また夢の内容が情けなくて、ボクが独創的なホットケーキ作りがしたくなって、「ドーナツ形のホットケーキを作る」って意地を張り、真っ黒コゲのヒドイものを作って母親にガチで呆れられるという…。目が覚めて、四十近い男が見る夢じゃねぇなと自分で呆れながらも、どうやったらドーナツ形に作れるか…なんてぼんやり考えてたりした。

というわけで、早速材料を買ってきて『ホットケーキ』作ってみることにした。

ホットケーキミックスの袋の裏にも作り方が書いてあったけど、ネットでもコツなんかを調べながらやってみた。
お菓子作りしたことないウチなんで、あの『シャカシャカかきまわすヤーツ』…あぁ『泡立て器』だっけ、アレも無かったんで100均で買ってきた。ホントは面倒くさかったから菜箸とかでいいかな〜って思ったんだけど、レシピとか読んでると空気をよく混ぜ合わせるのがポイントらしいと分かったので、そこはきちんと抑えることにした。

んで、できあがった『ホットケーキ 第壱号』がコレ。

あははは、何かふっくらしてる!全然ホットケーキっぽくない。
でもなんか美味しそうじゃね?⤴

あのねぇ、材料はキチンと分量通り混ぜたんだけど、生地がだいぶネットリしてんのよね〜。フライパンにトロ〜っと流し込めないわけ。
かなりコンモリしちゃったんで火が通ったか心配だったけど、一応中まで焼けてた。

実は裏面がだいぶ焦げてるのバレちゃうね。

コレがねぇ、カタチは悪いけど、ふわっふわでメチャクチャ美味しかったんだなー!
パティシエの才能あるわ〜自分〜。やっぱり卵と牛乳をトコトンかき混ぜたのが良かったみたいだ。

もうちょっと薄く焼こうと努力した二枚目『ホットケーキ 第弐号』

あははは、カタチぶっ細工!ちょっと牛乳足してみたけど、全然薄くならんな〜。
ちなみに上にのってる黒いのは、知り合いに頂いた『チューブ式小倉』です。

そしてこれが本命、夢から生まれた奇跡のレシピ。ドーナツとホットケーキの革新的な融合!
『ホットケーキ 第参号』

あははは、何だコレ!? でも焦げてない分、夢で見たものよりマシな出来だな。

夢のレシピ完成までには、まだまだ研究が必要なようだ…。